TOPIXは続落、3930.28で7月以来の安値 キオクシア急落が重荷に

11月2日の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)は前週末から34.79ポイント(0.88%)下げ、3930.28で取引を終えました。日本経済新聞によると、7月以来の安値です。前週末に示した利益見通しが市場の予想に届かなかったキオクシアホールディングスが大きく売られ、相場全体の重しになったと報じられています。
11月2日の相場を数字で振り返る
日経平均株価(225種)は前週末より208円25銭(0.33%)低い6万3081円86銭で引け、こちらも続落でした(日本経済新聞、共同通信)。日本経済新聞によると、大型株で構成するJPXプライム150指数は1.07%安の1647.97でした。
東証プライムの売買代金は概算で7兆6403億円、売買高は23億2819万株でした。値下がりが1011銘柄、値上がりが505銘柄、横ばいが36銘柄で、下落が優勢だったことが分かります。
個別銘柄では、リクルート、三菱UFJ、トヨタが下落しました。サッポロ、三越伊勢丹、第一三共は上昇しています。日本経済新聞はこのほか、スクリンが4〜9月期の営業利益が市場予想に届かず、大幅に続落したことも伝えています。
キオクシア急落と、半導体株で分かれた評価
下落の中心にいたのはキオクシアで、日本経済新聞によると終値は15%あまり下がりました。共同通信は、業績見通しが予想を下回ったことで失望売りが広がったと説明しています。
日本経済新聞は、前週末の米国市場で半導体株が軒並み安となった点も指摘しています。AI(人工知能)向けの積極的な投資が先々で勢いを失うのではないかという懸念が、あらためて意識されたといいます。ソフトバンクグループやイビデンなど、AI・半導体に関係する他の銘柄にも売りが出ました。
一方で、半導体関連がすべて売られたわけではありません。今期の利益見通しが予想を上回った東京エレクトロンは上昇し、アドバンテストにも買いが入りました。日本経済新聞によると、この2銘柄だけで日経平均を400円あまり押し上げています。共同通信も、業績が好調な半導体関連株が買われ、日経平均が一時プラス圏に入る場面があったと伝えました。半導体の比率が高い韓国株が上昇したことも、投資家心理の支えになったとされています。
東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、キオクシアが急落しても他銘柄への売りの広がりは限られ、好決算の銘柄には買いが入って相場を支えた、との見方を示したと日本経済新聞が紹介しています。同じ半導体関連でも、決算や見通しの中身で株価の反応が分かれた一日でした。
日経平均とTOPIXの下落率の差
2日の下落率は、日経平均が0.33%、TOPIXが0.88%と開きがありました。TOPIXは東証に上場する銘柄全体の動きを示す指数で、特定の225銘柄を対象とする日経平均とは算出の仕組みが異なります。日経平均は東京エレクトロンとアドバンテストに押し上げられた一方、TOPIXには幅広い銘柄の下げが映りやすい、という見方はできます。ただし、この差を詳しく分析した記事は今回の情報源には見当たらず、あくまで一般的な指数の性質からの整理です。
日本経済新聞はまた、3日に投開票を迎える米中間選挙を前に様子見の投資家が多く、日経平均は終日、方向感に乏しい値動きだったと伝えています。
TOPIX先物の水準
TOPIX先物についても、株探が数値を配信しています。2日午前8時45分、期近の2026年12月限は前週末の清算値より15.5ポイント安の3942.5ポイントで始まりました。前週末のTOPIX現物の終値3965.07ポイントと比べると、22.57ポイント低い水準です。2日の清算値は前週末比25ポイント安の3933ポイントでした。
参考として、株探は10月28日付の記事で、同日のナイトセッションのTOPIX先物が前日清算値より31.5ポイント高い4042ポイントで終わったと伝えています。2日の清算値との差は109ポイントほどですが、夜間取引の終値と日中を含む清算値という性質の違う数字の比較である点には注意が必要です。
今後の注目点
1つ目は、AI・半導体関連の企業業績です。2日は見通しが予想を下回ったキオクシアが売られ、上回った東京エレクトロンが買われました。今後の決算発表でも、内容次第で評価が分かれる傾向が続くのかが焦点です。
2つ目は、米中間選挙の結果が判明した後の市場の反応です。選挙前は様子見姿勢が強かったと報じられていますが、結果を受けて投資家の動きがどう変わるかは、今回の情報源からは分かりません。今後の報道で確認する必要があります。
なお、この記事は市場の動きを整理したもので、投資の勧誘や助言を目的としたものではありません。
この記事の情報源
記事は以下の情報源をもとに作成しています。
- TOPIX先物:2日清算値=25ポイント安、3933ポイント(株探)
- TOPIX先物テクニカルポイント(28日夜間取引終了時点) 投稿日時: 2026/10/28 07:10[株探](みんかぶ)
- TOPIX先物:2日寄り付き=15.5ポイント安、3942.5ポイント(ライブドアニュース)
- スクリンが大幅続落 4〜9月営業益が市場予想届かず(2日の株式市場)(日本経済新聞)
- 東証終値、208円安(徳島新聞デジタル)
- 東証反落、208円25銭安(OANDA証券)
- 東証終値、208円安|全国のニュース|下野新聞デジタル(shimotsuke.co.jp)
- 東証大引け 日経平均は続落 キオクシア15%安、韓国株高は支え - 日本経済新聞(nikkei.com)
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